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台中六十五百年再釀プロジェクト
2023年、台雲酒造が台中六十五百年再醸プロジェクトを始まる。
それは、台湾と日本の酒造文化をつなぎ、歴史を未来へと紡ぐ挑戦でもあります。
目標は百年続きます。

台中六十五号という米
台中六十五号は戦前の台湾で最初に日本品種で交雑して完成し、かつ大面積で植えられた最初の蓬莱米品種です。島根県の亀治と兵庫県の神力が親品種ですが、近年の研究で台湾陸稲のDNAが混ぜっていることが分かった。まさに育種の奇跡です。
台湾の人々は蓬莱米の味を日々の食卓で親しむようになり、食文化にも大きな変化をもたらしました。
台中六十五再釀
この酒は「貴醸酒」の技法で仕込まれ、仕込み水の一部に前年に造った酒を使用しています。毎年約400本のみを醸造し、そのうちの半分は翌年の再醸のために取っておかれます。酒が酒を生み出し、味わいが歳月を重ねながら進化していく——それが「百年再醸プロジェクト」です。
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台中六十五
百年再釀プロジェクト
台雲酒造は、この歴史ある米を島根の地で再び栽培し、酒として蘇らせました。それは、失われかけた記憶を呼び起こすだけでなく、台日が共有する歴史と土地とのつながりを未来へ受け継ぐ試みでもあります。「再醸」は、単なる技術ではありません。
それは、想いの積み重ねであり、歴史の継承であり、
そして、私たちが日台を結ぶ酒蔵として果たすべき使命なのです。
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